けんきゅーはっぽー

必死過ぎる(ΦωΦ)ネコ展に行ってきたよ。蛇を咥えた百戦錬磨の顔したねこちゃんの写真をみるなりお母さんは悲鳴を上げて、その後一歩も展覧会場に入ろうとしなかった。

岩合さんとは違う写真家さん。素人さんなのかな-。おんなじ、ネコの決定的瞬間を捉えてるんだけど、なにか足りない、しかも全然足りないのだった。併設のネコグッズの売店が盛大だった。

うちの庭の木は毎年少ししか花をつけない。百も二百も咲くはずの花が、五つ六つ数えられるほどしか咲かない。木は花芽をつけるとき切っちゃいけない。それぞれ植物には剪定する時期があるのに、そう教えてやっても二言目には、「木は切らんといけんのじゃ!」と聞く耳を持たない。むしろこっちに教えてやるといった風に「切らんといけんのじゃて」と言う。お父さんが剪定鋏や、手作りの葉や枝が枯れているかどうかを叩いて調べる金属の棒を持って庭に出てくると、きっと植物たちは恐怖で震え上がっている。インデアンがそう言ってた。人間たちが森の木を切りにくる前の晩には、木々が震えるって。凸は部屋からそれを見ているのだけど、ちょうど掃出し窓の真ん中の桟がお父さんの目を隠す高さにあって、お父さんが庭を右に左に動いてもお互い目が合うことがない。だからまじまじと自分の父親を盗み見る。赤銅色。般若の顔。殺戮者。そんなお父さんだから、今日部屋でお昼ご飯をたべてるところを覗いたら、部屋の隅に立てかけた姿見にちゃぶ台を向けて、鏡を見ながら食事していた。そういえば独りでも鏡を見ながら食事すると、独りでたべている気がしなくて、美味しく感じるんだそうだよ。どこかの大学の最新の研究発表だよ。よかったね、父ちゃん。

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