と言っても2年くらい前に作ったもので写真もちょこっと撮っただけですが、これがなかなかいい出来なのです。
まだ書きかけだけどとりあえずアップ! 少しずつ修正していきます
市販品よりも安全で頑丈で見た目もカッコイイ自作フラットベンチ
このフラットベンチを自作する前は通販で良さそうな市販のものを買って使ってましたが、これが買う時にも薄々思ってたんですがサビも出てくるし作りも安っぽいし場所も取る(それ以外の使い方ができない)
部屋の大掃除の時にベランダにしばらく出していて、その間に雨も降ったので鉄の部分はサビも出てきたし、シートのところは雨が染み込んで(メーカー名の刺繍の部分があるから)腐ったみたいになっちゃいまして、よしっ、いい機会だから自作しようと思ったわけです。
雨に濡らしちゃったのは私が悪いんですけども~使いづらいなーって思ってたので自作のを作るきっかけになって結果良かったです。
ちなみに市販品のはシート部分を分解すると中はスカスカのスポンジとスカスカの汚い板が入ってるだけでした ((((;゚Д゚))))
現在のフラットベンチはこんな様子(´・ω・`)
いっぱい使ってダンベルをぶつけたりしてますが至って元気。 壊そうと思っても壊せないほど頑丈です。
トレーニング道具なども収納できちゃう(´・ω・`)
筋トレで使うベンチを素人が作って大丈夫???
筋トレで使うということで自作なんてしたら危ないんじゃないかと思われそうですが、上の画像を見てもらえればわかるように分厚い板の単純な構造なので、市販のものよりもずっと安全で使いやすくて更に見た目も綺麗なものが作れちゃいます。
そもそも市販品のような構造にしなければいけないわけではなくて、寝っ転がれて安定していてサイズ感が合えばそれで筋トレが出来ないわけはないのですね。
DIY初心者でも作れるの?
板4枚を口の字型にくっつけただけです。
DIY初心者の私が作れたのでみなさんならもっと上手に作れるでしょう。
ただし! この接合の仕方は重要です。
大まかな作り方は説明しますが、接合の仕方、ニスの塗り方とかは他の家具を作った時に写真をいっぱい撮ったのでこれからそれらの記事を上げていって解説しますね。
完成後のフラットベンチ君。 ※昔撮ったのはちょっと画質悪いよ
写真で見ると真ん中にもう一本補強がないと曲がってきそうに思えますが、実際全く反ってくる気配もないし、上に乗っかってもびくともしません。
当初自分でも作ってみて強度に問題がありそうなら板を一枚追加しようかと思ってたけどそんな必要は全くなかったです。
もし気になったり、反ってきそうなら補強するのもいいと思います。 板を入れるだけでいいので簡単だし(^^)
別の角度。
あれ、なんか浮いてるみたいに見える??
これ、下の板がなかったら強度は格段に下がっちゃいます。
これの下の板がないバージョンでネジで止めただけのかなり適当な机も作ったのですが、それは上の天板に無理に力をかけると側面の板はグラグラとしますし、破壊しようと思えばできちゃいます。
でも口の字型にすることでどこに力がかかってもびくともしない強さになります。 ※板の分厚さは重要です。
重さも出るので安定感も増すし、中に道具を収納することもできるし、絨毯に痕もつきにくいし、ベンチの移動も引っかからなくてとメリットだらけです。
これは3センチの板ですが先ず人が割ることが出来ない十分な厚さです。
重さとお値段が上がってきますが更に頑丈にしたいという場合はもっと分厚くも出来ます。
他にもいくつか家具を作ったけどいつも3センチの板で作ってます。
3センチくらいがちょうどいいなあって思ってます。
これは現在撮った写真。
自慢なのがこの接合部分が ツルッツル のところです。
高い家具は別ですが、リーズナブルな家具は大量生産しないといけないのでこういう部分はわざとズレてるというか段差があります。
組み立て式の棚をイメージしたらわかりやすいですね。 どっちかが長くハミ出てますよね。
数万円の家具でも木と木がここまでビッチリ一体化してるものはないかなあと思います。
DIYだとこういう場所をヤスリでツルツルになるまで削ることができるから市販のものよりも綺麗にできちゃうんです。初心者の私でも。
これは見た目が綺麗になるだけじゃなくて、指や身体が引っかからないということが筋トレのベンチとして重要なポイントです!
木でできた四角い口の字型のみなので、凸凹と余計な構造のある市販のものよりも怪我をしにくいのです。
自作フラットベンチのクッションシート部分
あれ? 寝そべった時に板だと痛くない??? って思ったあなた
そうです。
フラットベンチを作る時にシート部分のクッションをどうするか考えました。
で結局
何もしないことにしました。
頑張れば作れたかもしれませんが、壊れやすい、汚れやすい、見た目も悪くなる、作るのに時間がかかりそう、といった理由で何もなしにしました。
それで実際どうやって使ってるかというと、
布団を上に敷いてます(´・ω・`)
すぐ横に寝る時の布団があるので筋トレで使う時にはその掛け布団を板の上に乗せます。
横幅の調整と分厚さも出るのでいい感じに折り返してズレないように工夫して乗っけます。
ピッタリの横幅にしないで布団の方を大きめにして横に少しだらんと落ちるように余裕をもたせたらズレてけがをすることなく快適に使ってます。 ※とはいえ、完全に固定するわけじゃないので各自安全を確かめてやってください
最初はホームセンターなどで安いクッションやらを買ってきて乗っけたら良いかと思ってましたが、布団で事足りたのでそうしてます。 潔癖な部分もあるのですが自分のことだと気にならないので・・・
寝る時の布団を使うのなんてありえない~って方は、ちょうどいいサイズのクッションや毛布等を探して簡単に固定できるように工夫すれば自作ベンチ用の簡易シートを作ることができると思います。
いずれの場合もズレて怪我をしないように注意してくだい。
私の場合は布団を乗っけるだけのやり方ですが特に困ったことはないです。
筋トレフラットベンチのサイズ
フラットベンチを自作する時に重要なのがサイズですね。
私は筋トレも初心者、DIYも初心者。
なので
所有している市販のフラットベンチとamazonでフラットベンチのサイズを調べて、なんとなくこれくらいでいいだろうっていうサイズにしました。 それ以外に考えられなかったので。
実際に作ったベンチのサイズは
長さ 1100mm 横 275mm 高さ 380mm
です。
横幅が細い方がダンベルプレスの時に腕が動かしやすいと思いましたが、補足しすぎると今度は安定感がなくなるんじゃないかと思ってこんな横幅になりました。
通常のフラットベンチよりも横幅は広めです。
でも腕が当たって広げにくいということはなくギリギリのサイズでちょうど良かったです。 300mmにしてしまうと腕が動かしにくくなると思います。
このサイズで自分が持っていた市販のフラットベンチよりも安定感はあります。 市販のものは脚が大きく広がっていて見た目は安定感ありそうですが左右に揺れるとベンチもガタつきました。
自作のベンチはびくともしません。 下の板があることと重さの恩恵もあるんだと思います。
長さに関してはもっと短くても長くても対応できるかと思いますが、今の長さが自分にはピッタリでした。
高さは高くなるほど安定感が減るので市販のものより少し低めにしました。が、何の問題なく使ってます。
ということで 長さ 1100mm 横 275mm 高さ 380mm で私にはちょうど良かったです。
後はそれぞれの体格に合わせて考えたら良いかと思います。
私は身長174cm 普通体型です。
自作ベンチの作り方
それでは作り方ですが、冒頭に言ったように写真が少なくて説明が難しいのでこの記事では簡単に概要だけ説明します。
更に詳しいやり方は別記事で他の家具を例にして解説しようと思います が、概要を聞いたらあとはググって他の人の記事を参考に作れるとは思います。
それくらい単純な構造のベンチです。
このベンチの設計(ただの板4枚ですが)は自分で考えましたが、具体的な道具の使い方とかはその都度ググりながら勉強していきました。
板の購入
板はマルトクショップで購入しました。
https://shop.woodworks-marutoku.com/ ← カット購入はこちらの本店からがすごくわかりやすいです。
その後も幾つか家具を作りましたが毎回マルトクショップさんで頼んでます。
理由は注文画面が直感的で簡単なのと一回そこで頼んだので次もそこでいいやというだけです。 なので他のお店でも全然いいと思います。
ちなみにお値段は近所のホームセンターで板を買ってカットしてもらうかなり安く済みます。
私の場合、車が苦手なのでカットした板を軽トラを借りて運ぶのが緊張してしまうのと、カットするのがバイト君だったりすると失敗されるんじゃないかというのもあって、後は買いに行く手間暇も考えて、少々高くなるけどネットで注文しちゃってます。
ホームセンターに買いに行く時間と労力を時給換算するとネットで楽ちんに買うのもアリかと思ってます。
買いに行くのが億劫じゃ無い人はホームセンターで安く買えばいいかなと思います。
でも
3センチくらいの分厚い板があるかどうかは注意してくださいね。
板は安くてポピュラーなメルクシパインにしました。 これで充分だと思います。 ニスを塗ればきれいになるし。
マルトクショップのHPの集成材(積層材)フリーカット から お好みの木材を選んだら後はサイズを打ち込むだけ。
簡単です。
注意点としては、
注文時、幅と長さがありますが、幅が短く、長さが長くなるようにするのが一般的です。
梱包も頑丈できれいな板が送られてきますが、小さな傷や凹みがあることもあります。 どうしてもついてしまうもんだと思いましょう。
最初は神経質に考えてしまってしょんぼりしてましたが、いくつか家具を作っていくうちに、そういう小さい凹みなんかを気にする必要が無いって思うようになりました。
渋く見せるためにわざとらしく汚しを入れるのは個人的に好きじゃないですが、使っていくうちに絶対に傷や凹みはできてそれが味になります。
最近は自分から角をトンカチで凹ませて柔らかく自然な風合いにしたりするくらいです。
全く傷をつけないように作ろうとは思わずに傷や凹みも味だと思って作っていくほうが幸せになると気づいたので今は気にしなくなりました。
かなり残念な凹みに思うでしょう? これは自分でつけちゃったんですが、ニスを塗って完成してしまえばこんなの全く気にならないです。 むしろ味です。
板はこんな風に最初は白に近い肌色で送られてきます。
もうカットされてるので後は4つの板をくっつけるだけです。 簡単でしょ?
木ダボ、木工用ボンド、クランプで圧着
ネジをドリルで打ち込んでいくのもいいですが、ボンドで圧着することですっごい強度が増します。
その時に木ダボという小さな丸い木で接合すると本当に強力です。 そしてそれがぐるりと口の字型の構造になるのでどこに力を加えてもびくともしない強さになります。
圧着する時に万力(クランプ)が必要です。 市販のものはこの板を挟める大きさになるとすっごい高いです。 高すぎて一般の人が買うのはおすすめしません。
そこでこのクランプも自作です。
これはとりあえず他の方のブログを参考にしてください。 私もこういうのを見て作りました。
https://vicdiy.com/products/big_clump/b_clump.html
http://blog.livedoor.jp/shootingstar2006/archives/51032782.html
簡単です。これがあるとDIYが捗ります。
クランプで圧着しなくても作れないことはないですが興味のある人はこの圧着させるやり方で挑戦してもらいたいです。
木と木をくっつける時にできる僅かな隙間がつぶれて消えるまで圧着冴えると強度はもちろん、見た目もすごく良くなります。
木と木の隙間が消えて一体化するので。
一枚だけ撮ってました。 こんな感じで挟み込んでいきます。 木は柔らかさがあるので小さい隙間が潰されて消えていきます。
順番が逆になっちゃいましたが木ダボでくっつけます
両方の板に穴を開けてそこに木の棒が入ります。
こんな風に木工用ボンドを塗ってはめ込んでいきます。
当然この穴の位置がずれていたら大変です。
でも初心者の私でもちゃんと出来たので大丈夫です。
詳しいやり方はまた別の記事で。 ググれば色々出てくるのですぐにわかると思います。
黄色いマスキングテープはボンドがつかないように。 ボンドが付いちゃうと色つけのときにステインを弾いてしますので。
こんな風にしてくっつけてクランプで圧着。
くっついたらヤスリで削っていきます。 どんなに気をつけても少しはズレちゃうのでそれを削って綺麗にしていきます。 また表面もツルツルにしていきます。
色つけとニス塗り
削り終わったら色つけです。 色々方法はありますが、私の場合はポアーステインで色を付けてからニスで仕上げました。
これらも別の記事で。
もう塗っちゃった画像ですが、 確かニスを塗って乾かしてる時の写真だと思います。
縦にしたら塗りやすいな~って思いました。 ニスはホコリとの戦いなので。
初心者でもきれいに塗る方法を編み出したのでそれもまた今度紹介します\(^o^)/
簡単簡単と言っちゃってますが、筋トレに使うのですから安全を確認してくれぐれも怪我のないようにしてください
1個目の記事なので写真が少ないものでぱぱっと短く練習しようと思ったら結構長くなっちゃいました。
作り方というより、こんなの作ったよという日記みたいな感じですが、これから他の記事も書いてリンクさせていってわかりやすくしていこと思います。
最近筋トレやれてないなあ。 今日はダンベルプレスをちょっとでもやろう。 胸ばっかりやろうとする超初心者です。
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